30分で理解するYosi Horikawa

30分で理解するYosi Horikawa

非楽音を録音して曲を作っていくYosi Horikawaの作品に
正月からもうずっとメロメロになってしまいました。

検索したらいろいろな方がYosi Horikawaさんについて書いていたので、
この機会にWebに載っている範囲で簡単ですがまとめてみました。

なんというか、聞いた瞬間心がときめきました。はい。
個人的にこの感動は、余田有希子さんの「奇跡の光」以来です。

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Yosi Horikawa-ヨシ・ホリカワについて

「できれば日本で活動したいのだが、日本のレーベルからは反応がない」

Myspaceにあげた作品が5日目でフランスのレーベルの目に止まって、
「Skipping」で2008年にフランスのEklektik Recordsからデビューしたそうで。

以下プロフィール引用:

フランスのEklektik Records所属。環境音や日常にある物音など非楽音を録音・編集し、楽曲を構築していくスタイルで活動を展開中。2008年に発表されたデビュー曲 “skipping” が発売直後に仏国営ラジオ局 Radio France ( France Inter ) にてピックアップされる。参考:クラベリア

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サウンドスケープという、「おとづくり」と「ものづくり」の間みたいな。

はい。はまっています。
すっかり虜になってしまった。
毎日毎日聞いています。
聞けば聞くほどおもしろい発見があったりするんです。

「Skipping」

「Skipping」・・・

縄跳びの音をリズミックに展開するところにセンスを感じます。
たまにでる二重跳びなんかええなぁってw

またメランコリックなメロディが僕のツボをより刺激するんですが。
「Skipping」を聞いてもう感動しました。

「Bubbles」

次にとても心地いいなと思う曲が、

「Bubbles」・・・
様々な球体が跳ねる音をレイヤーしてより音楽的にデザインされていく楽曲で、
それらの素材もかなり緻密にリズミックアレンジで構成されていて、
聞く人の気持ちを飽きさせない展開にこれはすごいなぁって。

まだまだいっぱいありますぞ。
Yosi Horikawa

もっと知りたいYosi Horikawaのこと

国内外でのインタビューで語っていたのも含め簡単に載せてみました。
※抜粋したので、細かくは知りたい方は下のリンクから

幼少時代はどんな風に育ってきたんだろう?

10歳位でブラックミュージックのリズムを心地よいと感じていて、
父親がクラシックとジャズにのめり込んでいたため影響を受けていたそうです。
12歳のころから音に興味を示していて、家にあるものを片っ端から叩いて録音をしていたそうな。

どんな人?

大学では建築を学んでいて、音楽は趣味の一貫だったそう。
建築音響の仕事もしているそうです。

何故日常や自然の中の音を音楽に?

自分のスタイルとか趣味を考えたときに、
最初に録音して色んな音を探していた事が自分のスタイルなのかなって認識したんです。
あと、大学で学んだのが建築だったので、空間と物の関係に興味がありました。引用:TimeOutTokyo

何の機材を使ってレコーディングして音楽を作っていますか?

ほとんどは外でポータブルのレコーダーとマイクロフォンと自作の風よけのスクリーンで、
レコーディング後に、自分のスタジオに帰ってライブラリーを作ってProtoolsを使って作り始めます。

Usually outside, I use the digital portable recorder and external microphones with a handmade wind screen.
After recording, I go back to my lab, and make a library.
Then start to make with Protools. Quote from :groovement.co.uk

どうやって音楽作ってるの?

最初にコンセプトを決めます。その後、いくつかのイメージを浮かべますが、はっきりではないです。
ここではまだ霧のような感じで、いくつかの素材を選んで、たいていリズムからスタートし始めます。
続きとして、音が美しい風景を思い出させるので、その景色に存在しているかもしれない他の音を想像します。
少しづつ、そしてその景色がより明確に見えてきます。

first of all I decide on a concept for it. Then I see some imagery, but it’s not vivid yet. It’s like a fog. I choose some sound materials to use, and usually start with a rhythm. As I continue, the sounds remind me of a scenery, and I imagine other sounds that might exist in the scenery. Little by little, the scenery becomes more vivid. Quote from :Redbullmusicacademy

などなど。

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他のインタビューではオンラインで打楽器系のサンプルを買ったりしているそうで。
どこで買っているか気になります。個人的にw

マスタリングの効果かわからないですが、
Skippingのkickの音すごく良いですよね。

Kickが入ってくるところでもう僕の心をぐっと持っていかれるんですけど・・・
素材の録り方もすごくこだわりというかユニークも持ち合わせてるようなw

部屋でお箸を燃やす音を録音していたら、マイクに火がついちゃって
溶けちゃったとかwでも、その音がアメージングだったらしいですw

オーディオを細かくエディットするなら僕もやっぱりProToolsを使う訳ですが、
なんかちょっと嬉しいw

主に下のインタビューを参考にしました。

他のインタビューでは、
シンセや楽器に関してはあまり珍しいものを使っているわけではないとも書いていたり。
でもほとんどは、彼のもっているインスピレーションとリズムセンスからくる
構成力ですよね。

こうこだわりがひしひしと感じられる作品を正月から知れて本当に幸せです。

おすすめ

・2012年にRed Bull Music Academy Radioでライブをしたラジオなのですが、
これすごく良かったです。生で聞けたらすごい存在感だったろうなぁと。

エレクトロやテクノ、ハウス好きなら聞いておいて間違いなしの人でしょうね。
リズムの作り方もかっこいいし、音色のチョイスももちろん。
なんかいろいろすごく刺激されました。

・2012年に Tiger Translateというタイのコンペティションで招待されて、ニュージランドで制作された時の楽曲がこちら。

http://youtu.be/ioZzi5bEz14
‘Aotearoa’YouTube

その時のインタビューがこちら。

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Photo: Tiger Translate

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