通なら知っておくべき、もう一歩先のリバーブの使い方。

僕がとても好きな、Diego Stoccoというサウンドデザイナーが3月に彼が作ったImpulse Responseのコレクションを
販売しています。リバーブの反射音にちょっと工夫することでとてもユニークなサウンドを作ることができるからです。

Rhythmic Processing

今は殆どのDAWにはコンボリューションリバーブがあると思います。これは、実際にある空間の残響音をよりリアルにシュミレーションして残響音を作るプラグインなのですが、Diego Stocco氏が今回とてもユニークなImpluse Responses(残響音)を公開してくれました。

百聞は一見にしかずなので、まずはこちらの動画を御覧ください。

Rhythmic Convolutions

Impluse Responseを自分で作っている人もいるのですが、こんな風にわかりやすく大々的に教えてくれる方はいなかった気がします。どんなユニークなサウンドが作ることができるか、こちらの動画を見るとわかります。

各々のリバーブを立ち上げて、それぞれに(Metal/Electrical/PaperMaker/etc)を読み込んでAUXやBusでセンドしてサウンドデザインしていくだけなのです。これだけでシンプルなリズムがより生きたサウンドに変わります。

Diego Stocco氏のサウンドライブラリーはこちらから購入できます。

https://gumroad.com/l/FFSRC

$29.99

FFS // Rhythmic Convolutions” is a collection of Impulse Responses specifically designed for the processing of beats, drum machines, real drums and percussions, beat boxing and percussive instruments.

Diego Stocco氏のBlog

技術的にわからないところがあれば、コメントを残してDiego氏本人から教えてもらえるのもやっぱりWebの魅力でもありますね。いいですね。

Diego Stocco氏が使っているリバーブ

Live9付属のConvolution Reverb Pro

Native InstrumentのReflector

後はクリエイターの想像力ですよね。

お知らせ

過ぎた話ですが、2014年7月に開催されたサウンドクリエイターオブザイヤー2014で、私が作曲した「五穀豊穣」が
ファイナリストに選ばれました。素敵な受賞者に囲まれてよい刺激を受けることができました。
もちろんDiegoStocco氏のRhythmic Convolutions使っていますw気づかないかもしれないけど。
これからも面白いと感じる曲を作っていきますので応援の程よろしくお願いいたします。

–追記–
この記事を書いた日にDiego氏からTwitterでお礼のツイートがきました。素敵やなぁ。